【《ローゼンレジェンド》】
制作者:M.MMさん
 
・1話
いきなりドラゴンボールという単語と
現在のドラゴンボールについての情報の説明
黒背景に文字を表示する方法も……と一瞬思ったのですが
それでやるにはちょっと量が多いですし
通常のTalkでの説明でやる方が綺麗に行きそうですね。
 
そしてメンツがいい意味でごっちゃごちゃのカオス状態
マリ見てのキャラの陣営色が青で
交渉が決裂した瞬間、敵(赤)に変わるのは上手いなー。
 
そして戦闘開始
攻撃を仕掛けると、それぞれ環、有栖川、ハヤテに
攻撃イベントが発生
こういう風にして事前のやり取りとか
仮定を見せる、っていう方法もあるのか−。
ただ、この回想の最後の所のフェードインは
もうちょっと速くてもいいかもしれません。
この回想の最後は、環、有栖川、ハヤテの3人とも
それぞれ決意してる所だと思うので、そこでゆっくりとフェードイン、というのは
テンポとして違和感を感じました
 
そして他の人の感想で言われてて多少覚悟はしてましたが
難易度キツッ!!(笑
如雨露の子の枝絡めを上手く使えばOKなんですが
中々綺麗に射程内に入ってくれなかったので
結構やり直しましたが、なんとかクリア
 
・2話
今度の敵は長門、1話と違い、ザコ敵も登場
とりあえずザコと戦いつつ、やる事は同じで
長門が突っ込んできたら、枝で絡め取ってタコ殴り!
「今回は、誰も人が死ななくてよかったですぅ」、まったくですぅ!
すると、起き上がった長門が仲間になりたそうな目でこちらを見ていて
新しい仲間ができました、パチパチパチ
エピローグで、環が翠星石を家族と呼ぶようになったお話の
回想があって、次回へ続く
 
・3話
次なる敵はドラゴンボールでなのはを生き返らそうとする
フェイトと愉快な仲間達。
1話でもそうでしたが、あえて敵側を深く掘り下げないのが上手いなーと。
ただ掘り下げないだけでは、場合によっては説明不足になりますが
このシナリオの場合は、なんて言うんだろうなー
ただ相手も掘り下げるだけでは
事情の押し付け合いがややこしくなってグデングデンになりそうで
それでは、ここまでの修羅場感とか悲愴な感じは出なかったと思います。
 
戦闘は敵を吹き飛ばしたり、引き寄せたりできる距離の魔術師長門のおかげで
かなり楽になりました、そしてやっぱり枝万歳
 
しかし、エリオを撃破した時の
フェイトの『あなたも生き返してあげる』というような発言に
なんか恐怖を覚えました、怖い。
 
・4話
2話からずっとですが、冒頭の見張りのパートは上手いなーと思います
この小規模なパーティでは、中々分かれて別々、というのもやりにくいですし
そういう中では、身の上話などはやりにくいなーと思うのですが
それを見張りという形で上手いこと2人きりという状況を作って
そこでさせている、というのは凄いなーと。
 
戦闘は今回も少数……と思ったら、いっぱい出てきた!
もう全速力で脱出口を目指して突撃
このゲーム、敵が不思議な動きをしますが
そのおかげで、敵が一気に押し寄せてくるのではなく
多少ズレて、少しずつ襲ってくるので助かりました
そして敵側、帝愛グループの中でも
色々欲望とか渦巻いてる様子……
 
・まとめ
難易度は1話が山で、そこを越えると楽になり
お話を楽しむ余裕もできました
ここまで、決してスッキリする話ではありませんでしたが
こう、敵を殺めた後に凄い後味の悪さを感じる、っていう事は
それだけシナリオに惹き付けられてるって事なんだと思います。
続きがどうなるかとても気になります、次回更新が楽しみです